『蛇足:だそく』
《昔、中国の楚 (そ) の国で、蛇の絵をはやく描く競争をした時、最初に描き上げた者がつい足まで描いてしまったために負けたという「戦国策」斉策上の故事から》付け加える必要のないもの。無用の長物。
引用:goo辞書より(蛇足(だそく)の意味 – goo国語辞書)
みなさんこんにちはTwitterで見つけたこの生物、みなさんにはこれが何に見えますか?蛇・ミミズ・もしくはトカゲ?一見すると手の生えた蛇に見えませんか?。
これ実は「アホロテトカゲ」と言うトカゲの一種なんです。
ツイッターで話題の蛇足な生き物を調べてみた
蛇足は実在した?! https://t.co/ShdKB66HvS
— のぶさん🤖プラモに埋れて山暮らし (@Nobu_scott) 2019年1月23日
動画を見て興味が湧いたので、このアホロテトガゲについて調べてみました。
このアホロテトカゲは「ミミズトカゲ」という生き物の一種で近年の研究で遺伝子を調べた結果、ヘビよりトカゲ(カナヘビ科)に近い仲間ということが分かりました。
またこの動画のように地上を移動することは滅多にないそうで、非常に珍しい動画です。
アホロテトカゲの生態は?
アホロテトカゲの生息地はメキシコの砂漠地帯。
体長は20センチメートル程で普段は地中で暮らしており、小さい前足は穴を掘るのに使われています(蛇足じゃない)。
また肉食で小型の昆虫や哺乳類を捕食して食べているそうです。
前述の通り地上で見られることは珍しく、その事からメキシコの地元民はこのトカゲを「アホロテ」という名称で読んでいました。
その「アホロテ」は現地語で「妖精」や「妖怪」といった意味の言葉という事です。
アホロテトカゲは飼育できる
このアホロテトガゲ、実は飼えるそうです。
ただ非常に珍しく貴重な個体なので、そのお値段は数十万円〜数百万円する種類もいるそうです。
その見た目から人気は高いのですが、稀少性の高さからペットショップや一般の流通に乗ることは滅多にないそうです。
飼育するには一般のトカゲと同じく、大きめの水槽を使います。
(45〜60センチメートルの水槽)
地中で暮らす生態なので厚めに砂や、柔らかい土を敷いてあげるといいでしょう。
水槽内は霧吹きなどで適度な湿度を維持し、冬場はヒーターで冷えすぎないようにするといいです。
この辺は普通のトカゲ類を飼育する方法と同じです。
餌は夜に昆虫を探しに地中から出てくるので、お皿に餌を乗せて置いておくといいでしょう。
まとめ
・アホロテトカゲはミミズトカゲの一種。
・蛇足に見える足は生活に必要のあるもの。
・買うことできるが、とても稀少性が高くて値段も高い。
以上実在する蛇足な生き物でした。
そういえば砂漠にはツチノコと見紛うトカゲもいるし、爬虫類って面白いですね。
それではまた次回!
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