宮崎駿監督 映画最新が名著「君たちはどう生きるか」に決定!!

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 みなさんこんにちは。

 突然ですがニュースです!

 

 

映画監督引退するけどやっぱり復帰しちゃう事で有名な宮崎駿 監督の次回作が名著「君たちはどう生きるか」に決定しました!!

 

 

 

 

 

 

 

 この本はちょうど80年前の1937年に出版された児童文学書で元はポプラ社岩波書店という老舗から発行されているそうです。

 

原作からしてなんか人を選びそうですがこれは・・・

 kindleで試し読みしてみたところ・・・

舞台は昭和の東京 小柄な中学二年生の主人公コペル君が風邪で寝込んでいる場面から始まるのですが、なんだか複雑な心の悩みを抱えている様子。

 

 回想?シーンではこんな場面もあり

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 児童文学にしては明らかに重いんですが・・・・?!

 ど?……どういう事だってばよ?!…… 

 

 それもそのはず、この本は

 「児童文学の形をとった教養教育の古典」として知られており、それ故″名著”として今もなおリメイクや漫画化され読まれ続けているのです。

(僕は文庫版は読んだことありませんが・・・)

 

さわりだけ読んでも人生哲学や社会学の匂いが感じられますね。

 

そういったテーマを主人公に投げかけるのがこちらの伯父さんです。

伯父さんは出版社に勤めていた元編集者で出版社が倒産してしまい現在失業中、物語の少し前にコペル君の近所に引っ越してきました。

コペル君の近所に引っ越したのはある目的からであり、物語が進むにつれて明かされていきます。

 

ちなみに「コペル君」というあだ名を主人公に付けたのはこの伯父さんです。

コペル君があるコペルニクス的な気付きをしたことで偉人の「コペルニクス」から取り「君は今日からコペル君だ」と呼ぶことになったのです。

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 この物語はコペル君と伯父さんがメインで進んでいくようです。

 ただ過去の宮崎作品の映画化で僕がいつも気になる点があります、

 それは原作のどこを切りとって映画化するのか?という点です。

 

本一冊の話に対して映画の2時間は意外と短い

 実は僕前回の宮崎駿引退詐欺作品(w)となった「風立ちぬ」の原作漫画が好きで、わざわざムック本を買って熟読してから映画館に足を運んだんですw

 

風立ちぬ

風立ちぬ

 

 

 この本はモデルグラフィックスという模型雑誌に宮崎駿さん自ら連載していた漫画を別冊化しており、映画の元となった作品なのです。(物語は小説「風立ちぬ」がベース)

そして何故か女性以外の登場人物の顔がほぼ全員ブタになってますw。

 

 この漫画では掲載紙が模型雑誌である事と宮崎駿監督さん本人がミリタリーオタク(戦車や飛行機好き)な事もあって、話の軸が日本の国産飛行機がいかにして開発されていったのかを追う飛行機の開発史がメインになっています。

 

ちなみに今まで出会った人に「宮崎駿監督ってミリオタなんだよ〜」と言った話をしてもみんな知らなかったと言います。

あれれ〜?モデラー界隈では常識なんだけどなぁ〜(ー ー;)

オタクの常識=非常識とは正にこの事です……w。

 

一方映画版の「風立ちぬ」は堀越二郎と婚約者の話がメインになっており飛行機開発史における時代背景や生産技術がドイツなどと比べいかに遅れていたかという描写や、飛行機の構造に関する描写は少なめになっていました。

それ故当時は「よくわからない」等といった評価が多く見受けられました、はっきり言って子供や機械に関心のない人が観ても理解できないと思います(;一_一)。

 

 そして原作漫画を観て映画を観に行った感想として

 「映画の尺足りなすぎぃ・・・」僕はこれが一番気になりました。

 ストーリーの主軸が違うせいもあってかとにかく飛行機開発に関する描写が少ない、

まあ空力や機体の形状をどういう経緯で進化させていったかという描写はありましたけどね。

 

 逆に漫画のように細かく説明しても余計に素人おいてけぼりになるんですけどねぇ・・・悩ましい所です。

 

 この映画に限った事ではないのですが作中の数年にわたる話をたった2時間前後に収めるってどうしても無理が出るんですよね、なので堀越二郎がどれだけの年月を恋人と飛行機開発の板挟みになりながら取り組んでいたのがイマイチ伝わり難い。

 

 その年月の間に日本の鉄鋼技術やジェラルミン製のL字鋼材ができるまでに開発者はどれだけ苦難を強いられたかという描写もほぼ無かったですし・・・。

 

 なので本一冊のストーリーを映画にしたら必然的にごく一部分の内容にフォーカスを当てざるをえないんですよね。

 

 さて君たちはどう生きるか」に話を戻すと、僕の予想ではおそらく映画の内容が以下の2択になると考えます。

 

 ①コペル君と伯父さんとの関係を通してコペル君が成長する話。

 

 ②昭和の教養教育や社会構造と通して現代の生き方やいじめ問題に問いを投げかける哲学的な内容。

 

 あくまで個人の予想ですのであしからず。

 

 まあスタジオジブリも人材の再編がされたようですしどうなるかは分かりません、

いつものジブリなら映画の製作は遅れるかもなので気長に公開日を待ちましょうw

少なくても公開まであと3年はかかるそうですし……。

 

風立ちぬ」を経て宮崎駿監督が本書の人間の生き方への問いや哲学的な内容をどう表現するのか楽しみに待っていたいと思います、ちょうど漫画化もされたので一足先に予習しておいて自分の解釈と映画の内容を見比べるのも良いですね。

 

 

あのジブリ名作も連載漫画が元だった?!

 

 ちなみに「風立ちぬ」以外にも模型雑誌の連載が元で映画化された作品があります、

 それがこちらの「紅の豚」です。

  

 

紅の豚 [Blu-ray]

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紅の豚

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宮崎駿の雑想ノート

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 あと映画化はされてませんがこちらの漫画が僕は好きでした、ドイツの戦車(ティーガー)乗りの話で登場人物は全員ブタですw

 

泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート

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  個人的にはこの戦車乗りの話が映画化されるかと思ってたんですけどね・・・

 

 ほら・・ガルパンとか艦これブームが来てたし・・(どちらも未視聴ですが)

  他にも映画になりそうなネタはちらほらあるので「宮崎駿に引退なんてな~い」になるんだろうなと思いつつ楽しみに待たせてもらいましょう。

 

 それではまた次の記事でお会いしましょう!

 

 

 

 

 

紅の豚 サボイアS.21F ペーパーシアター

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ファインモールド 紅の豚 サボイアS.21 試作戦闘飛行艇 ポルコ立像付 FG1 1/48スケール プラモデル

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スタジオジブリ作品 紅の豚 ロッソ(サボイア) メタルカードケース

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ファインモールド 紅の豚 カーチスR3C-0 非公然水上戦闘機 カーチス立像付 FG2 1/48スケール プラモデル

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